MKS-T821

ミニ
MKS-T821

黄化葉巻病耐病性で、果実肥大性の優れるミニトマト

特徴

タイプ

ミニ

耐病性

IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病

特性

草勢  :強
果重  :18-22g前後
花数  :20-25
果色  :濃赤
果形  :丸
裂果  :極少

適応作型

抑制
促成
半促成

おすすめポイント

 

小鈴エルの黄化葉巻病耐病性品種。食味が良く、果実肥大性や果揃いが優れる。

品種の特性

  1. 中葉で節間が短く栽培し易い。
  2. 草勢は強め。
  3. 着果性に優れ、花房当たり20 ~ 25果程度で安定する。
  4. 果実は濃赤色で、1果重は18 ~ 22g程度で揃う。
  5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。
  6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。

特徴

特性

草勢  :強
果重  :18-22g前後
花数  :20-25
果色  :濃赤
果形  :丸
裂果  :極少

適応作型

抑制
促成
半促成

おすすめポイント

 

小鈴エルの黄化葉巻病耐病性品種。食味が良く、果実肥大性や果揃いが優れる。

タイプ
ミニ

耐病性

IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病

栽培のポイント

1.圃場準備
事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。

2.定植
若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。

3.栽培管理
液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。

4.耐病性・病害虫の防除
ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。
黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。
葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。
青枯病の汚染圃場では、足じまんSS、褐色根腐病対策には足じまんZを用いて接木栽培をする。

作型図
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作型や品種特性は当社での試験結果に基づく一つの指標に過ぎず、栽培の成否を保証するものではありません。また、耐病性により病気の予防が必要なくなるわけではありません。