ウルとま®みわた

( MKS-T837 )

ミニ
ウルとま®みわた

食味が良く着果性、果実肥大性に優れ裂果に強い品種

特徴

タイプ

ミニ

耐病性

IR : ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病

品種の特性

草姿

  1. 草勢は中程度。中葉で節間はやや長い。
  2. 伸長性があり異常茎の発生はほぼ見られない。
  3. 低段から花数が多く、房の中での果実サイズの揃いが比較的良い。ダブル花房発生以降も極端な小果発生は少ない。

果実

  1. 果実は18-22gで揃い、小果の発生は比較的少ない。
  2. 果実の外観が良く、裂果に比較的強い。果実が硬く、輸送性や店持ち性に優れる。
  3. 食味は糖度が高くて甘みが強く美味しい。栽培期間を通じて食味が安定している。

耐病性

  • ToMV (Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病に耐病性強。
  • 斑点病に耐病性中程度。

栽培のポイント

  1. 異常茎(メガネ症状)は発生しにくいため元肥は作型に合わせ基準通りに施用する。 ※ 小鈴のように控えたりしない。
  2. 短期作のため、樹勢低下防止のため追肥は遅れないようにし、常にパワフルな樹作りに心がける。
  3. 真夏は果実品質維持のため遮光等の対策を行う。
作型図
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作型や品種特性は当社での試験結果に基づく一つの指標に過ぎず、栽培の成否を保証するものではありません。また、耐病性により病気の予防が必要なくなるわけではありません。