カベラ

( MKS-C206 )

カベラ

病気に強く、肥大性に優れる中早生品種

耐病性

IR : 萎黄病

品種の特性

  1. 萎黄病耐病性でべと病や黒腐病に強い、耐暑性のある中早生品種。定植後65~70日で収穫できる。
  2. 草姿は半開帳で草勢やや強く、外葉は濃緑色の丸葉である。
  3. 収穫物は初期からよく締まる、やや腰高の扁円球となる。収穫期を過ぎても形状の安定性がよく、輸送性に富む。
  4. 春・夏まきが可能であるが、特に夏まきが最適作型で特性を発揮する。

栽培のポイント

  1. 施肥設計は元肥主体とし、定植時の活着を促すことで初期から外葉を作るようにする。
  2. 特性を発揮できるよう、肥効を持続させるような肥料設計を行う。
  3. 春の早まき、夏の遅まきでは特性を発揮しないので注意する。
作型図
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作型や品種特性は当社での試験結果に基づく一つの指標に過ぎず、栽培の成否を保証するものではありません。また、耐病性により病気の予防が必要なくなるわけではありません。