青果
初誉
肌がきれいで抜きやすい 春どりダイコン
特徴
タイプ
耐病性
IR : 萎黄病, モザイク病, 軟腐病, 根腐病, 白さび病
特性-1
根形 :総太型
首色 :鮮緑
根長 :38cm
根経 :7.5cm
特性-2
晩抽性 :優れる
耐寒性 :優れる
晩ス性 :優れる
生育日数
120~130日
品種の特性
- 側根が細く、肌がたいへんきめ細かく美しい品種である。
- 首部は鮮緑色を呈し、抽根長(青首部)は根長のおよそ1/3程度となる。
- 比較的小葉で、多肥栽培でも葉勝ちになりにくく、トンネル栽培に適している。
- 低温伸長性を持ち、厳寒期の栽培においても十分な根長(38cm内外)が得られる。
- 尻肉付きがよく、たいへん抜きやすい。
特徴
特性-1
根形 :総太型
首色 :鮮緑
根長 :38cm
根経 :7.5cm
特性-2
晩抽性 :優れる
耐寒性 :優れる
晩ス性 :優れる
生育日数
120~130日
タイプ耐病性
IR : 萎黄病, モザイク病, 軟腐病, 根腐病, 白さび病
栽培のポイント
1.畑の準備
未熟堆肥は、岐根の原因となるので、十分に腐熟させたものを使用するか、前作で施すようにする。センチュウによる被害を軽減するため、ヘイオーツなどの緑肥植物を前もって栽培するか、D-Dやネマトリン粒剤などで防除する。ガス剤を使用した場合は十分なガス抜きが必要。また、排水をよくするために深耕し、できるだけ高畝とすることが好ましい。
2.施肥
生育期間が低温期となり、肥効が低い傾向となる。従って、肥料はやや多めに施す。10aあたり成分量、窒素18kg、リン酸20kg、カリ18kg程度を目安として施肥し耕起する。ただし、地力に応じて減量し、地上部が過繁茂とならない様に注意も必要。また、生育後期まで肥効が持続する緩効性肥料を使用することが好ましい。
3.播種
株間24cm、株間24~27cmの4条マルチ、あるいはこれに準ずるものを使用する。比較的小葉のため、ある程度の密植栽培が可能。1穴3粒、深さ1.5cmくらいに播種する。
4.管理
生育前半、特に11月下旬~1月下旬頃の期間は、トンネルを密閉したり、べたがけ資材を用いることによってトンネル内の地・気温を上昇させる。このことによって低温に起因する障害を回避(軽減)することができる。尚、10月中旬~11月上旬播種の場合は、生育初期の気温が比較的高いので、トンネルの裾を10cmほど開けて、胚軸の徒長を防止する。2月中旬以降、天気を見ながら裾換気を行う。
5.収穫
低温作型のため、収穫までに日数を要する。播種日や栽培管理によって異なるが、播種後120日程度が収穫の目安となる。