モネ初春系

緑肉アールス
モネ初春系

肥大のよい白肌高級ネットメロン

特徴

タイプ

緑肉アールス

耐病性

IR : つる割れ病レース0, つる割れ病レース2, うどんこ病

特性-1

ネット:密度・・・・・・密
    盛上がり・・極良
果皮色:灰緑
果形 :正球
果重 :1.7kg
果肉色:緑

特性-2

熟期 :55-60日

品種の特性

  1. 草勢は中位で小葉、節間もコンパクトな品種。うどんこ病に強く、つる割れ病(レース0,2)に耐病性をもつ。
  2. 果実は1.7kg前後の大玉のやや長丸から球形の灰白色で果揃いよく、ネットが太く密に発生する。果肉は厚く、糖度13~15度で多汁で食味がよい。
  3. 初春系の品種であり、モネシリーズの中で根量が少ないため、熟畑での栽培を心がける。
  4. 交配後55~60日で収穫ができる。とり遅れると日持ちが悪くなるため、必ず適期での収穫を行う。

特徴

特性-1

ネット:密度・・・・・・密
    盛上がり・・極良
果皮色:灰緑
果形 :正球
果重 :1.7kg
果肉色:緑

特性-2

熟期 :55-60日

タイプ
緑肉アールス

耐病性

IR : つる割れ病レース0, つる割れ病レース2, うどんこ病

栽培のポイント

  1. コンパクトな草姿で根量も多くなく、元肥については10a当たりN成分で10~12kg程度として他の品種よりやや多目として草勢を強めにする。(施肥量については土質・残効肥料による判断必要)
  2. 立ネットが強く入ることがありビリ系で発生させるのがコツで、ネット発生直前の潅水は絶対禁物。
  3. 果実の硬化は肥大するタイプとしては強いが、長期間高温で管理すると肥大しすぎたり、ネットの盛り上がりが少なくなる傾向があり、肥大期・ネット期・仕上げ期メリハリをつけた温度管理が必要。
  4. やや果肉が柔らかいタイプであり、高温期の作型は避けることと、基本的には開花後55~60日で収穫できるが、年により53日前後で収穫できることもあるので結果枝葉の黄化など確認し早めに試し切りをする。
作型図
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作型や品種特性は当社での試験結果に基づく一つの指標に過ぎず、栽培の成否を保証するものではありません。また、耐病性により病気の予防が必要なくなるわけではありません。