KZパワー

KZパワー

病気に強い豊産種!

耐病性

IR : モザイク病(CMV, WMV, ZYMV), うどんこ病

特性-1

 

草勢    :中強
うどんこ病 :中
モザイク病 :中

品種の特性

  1. モザイク病(CMV, WMV, ZYMV)及び、うどんこ病に耐病性中程度。
  2. 草勢はやや強く、葉はやや開帳性となる。
  3. 果実は濃緑の円筒形で、色・つやに優れる。
  4. 花落ちが小さく、曲がり果の発生が少ない。
  5. 高温期は直まきもおすすめ。

特徴

特性-1

 

草勢    :中強
うどんこ病 :中
モザイク病 :中

タイプ

耐病性

IR : モザイク病(CMV, WMV, ZYMV), うどんこ病

栽培のポイント

1.播種・育苗
は種をする前には消毒した床土に十分かん水をしておき、は種床の温度は25℃に確保し一斉に発芽させる。
多湿になると発芽不良や徒長の原因になるので、覆土は乾燥した土を使用する。
鉢上げの適期は、は種後7日目頃、双葉が完全に展開する前に9~12cmポットに行う。
遅れると活着が悪くなるので注意する。
育苗管理は夜間は低めに保温をし、日中は高温になり過ぎないように管理する。
瓜類の中では特に高温を嫌うので、日中の温度が30℃にならないように注意。
本葉が3~4枚展開したころで定植する。
2.定植
畝巾は150cm程度で株間を100cm前後取る。20~30cmの高畦とし、低温時期の定植は定植前にトンネルマルチで被覆して、地温を15℃以上確保し定植する。
天候の安定している時に定植を行う。
苗は10aあたり600~800本が必要。
3.定植後の管理
定植後はトンネル内が高温になり過ぎないように換気に注意する。
遅い作型ではアブラムシによるウイルス病に注意する。
4.着果・収穫
南瓜同様に交配が必要。低温時、曇天時は人工交配をすること。
定植後約2週間で雌花が着く。開花4~6日で長さ20cm重さ100~200gの幼果を収穫する。
開花前のつぼみの段階で収穫される場合もある。
5.追肥
収穫を始めたころから樹勢を見ながら、10aあたりチッソ成分で2~3kgずつ追肥を始める。
6.支柱
ズッキーニは倒伏しやすいので支柱を立てて倒伏を防ぐ。
倒伏すると変形果の発生や病気が出やすくなるので早めに支柱を立てる。
7.肥料
10aあたりに成分でN10~15kg,P15~25kg,K13~15kgが標準となる。

作型図
シェア

作型や品種特性は当社での試験結果に基づく一つの指標に過ぎず、栽培の成否を保証するものではありません。また、耐病性により病気の予防が必要なくなるわけではありません。