蔵の匠

大玉 (カボチャ)
蔵の匠

高粉質なのに驚きの多収性! 貯蔵性抜群の南瓜!

特徴

タイプ

大玉 (カボチャ)

特性-1

 

草勢    :やや強
葉柄長   :長
葉色    :淡緑
葉大小   :大(やや丸)

特性-2

果形    :扁円
果皮色   :やや濃緑
果重    :1.8~2.2kg
果肉色   :黄金
食感    :粉質
食味(糖度):中高

特性-3

成熟日数  :50日前後
積算温度  :950~1000℃

品種の特性

  1. 果実は2.0kg前後でよく揃い、収量性が高い。
  2. 初期の節間は短く、草勢は中位でやや蔓細 やや大葉となる。
  3. 着果は安定しており、開花後50日で成熟する中早生種。
  4. 外観は黒緑色で扁円形、高粉質で次第に甘味も乗り大変おいしい。
  5. 収穫直後は粉質が強くまだ糖度が低いため、熟成させてから出荷する。
  6. 果皮の変色が遅く、耐腐敗性が高いため長期間の貯蔵ができる。
  7. トンネル・露地栽培に適し、大面積粗放栽培でも能力を発揮する。

特徴

特性-1

 

草勢    :やや強
葉柄長   :長
葉色    :淡緑
葉大小   :大(やや丸)

特性-2

果形    :扁円
果皮色   :やや濃緑
果重    :1.8~2.2kg
果肉色   :黄金
食感    :粉質
食味(糖度):中高

特性-3

成熟日数  :50日前後
積算温度  :950~1000℃

タイプ
大玉 (カボチャ)

栽培のポイント

※栽培のポイントや特性は産地・栽培時期により変わるため注意が必要です。

  1. 開花時期に13℃以下の低温になる環境では花粉稔性が不安定になる。ハウス栽培やトンネル栽培の早い作型での定植は避ける。
  2. チッソ過多にならないように注意する。一般的な目安としては元肥のチッソ成分で10a当たり10kgとなる。
  3. 本品種は斑点細菌病や褐斑細菌病にやや弱い傾向にある為、銅剤による防除を行うことをおすすめする。発生初期の防除が基本となるが、予防目的の場合、蔓が60cmくらい延び始めた頃と、着果終了2週間後の2回の防除が効果的。薬害を避けるため、薄めの濃度で散布し、高温時の散布は避ける。
  4. 収穫適期は着果後およそ50日、積算温度1000度が目安。貯蔵能力を生かすためにも、早どりやとり遅れにならぬよう十分注意する。
作型図
シェア

作型や品種特性は当社での試験結果に基づく一つの指標に過ぎず、栽培の成否を保証するものではありません。また、耐病性により病気の予防が必要なくなるわけではありません。