青果
青誉
肌のきれいな晩秋~冬どり用品種
特徴
タイプ
耐病性
IR : 萎黄病, モザイク病, 軟腐病, 根腐病, 白さび病
特性-1
根形・・・・・・総太型
首色・・・・・・鮮緑
根長・・・・・・37cm
根経・・・・・・8cm
特性-2
耐寒性・・・・・特に優れる
晩ス性・・・・・優れる
生育日数
85~110日
品種の特性
- 小葉で秋冬どり用品種。安定した根長が魅力である。
- 葉の耐寒性が比較的強く、寒さの厳しい年でも葉枯れ症状が軽微である。
- 抽根長が根長の1/3程度となり、青首部と白色部のバランスがよく、曲根の発生がたいへん少ない品種である。
- 収穫物は根端までよく肥大する総太り型となり、横縞症、ワッカ症の発生が少なく、肌がたいへん美しい。
特徴
特性-1
根形・・・・・・総太型
首色・・・・・・鮮緑
根長・・・・・・37cm
根経・・・・・・8cm
特性-2
耐寒性・・・・・特に優れる
晩ス性・・・・・優れる
生育日数
85~110日
タイプ耐病性
IR : 萎黄病, モザイク病, 軟腐病, 根腐病, 白さび病
栽培のポイント
1.畑の準備
未熟堆肥は、岐根の原因となるので、十分に腐熟させたものを使用するか、前作で施すようにする。センチュウによる被害を軽減するため、ヘイオーツなどの緑肥植物を前もって栽培するか、D-Dやネマトリン粒剤などで防除する。ガス剤を使用した場合は十分なガス抜きが必要。また、排水をよくするために深耕し、できるだけ高畝とすることが好ましい。
2.施肥
10aあたり成分量、窒素12kg、リン酸14kg、カリ12kg程度を目安として施肥し耕起する。ただし、施肥料は地力によって加減する。緩効性肥料を用いるか追肥を行うことによって生育後半に肥効が高まるようにすると、根部形状が整いやすく、また、生育終盤に肥効があることによって、抽根が促されて十分な根長が得られる。
3.播種
栽植距離は畝間55cm~60cm、株間24~27cmを基準とするが、比較的小葉で立性のため、暖地では株間20cm前後の密植栽培も可能。播種時、キスジノミハムシやコナガなどの病害防除のため、オンコル粒剤やフォース粒剤等を土壌に混和する。
暖地で播種期が送れた場合や、中間地の冬どり栽培では、マルチ被覆によって短根化を抑制でき、品質が向上する。
4.管理
本葉5枚期頃に間引きを行い、追肥・中耕する。また、病害虫防除を農薬の使用基準にしたがって実施する。
5.収穫
播種日や天候によって異なるが、播種後95日(12月下旬どり作型)~120日(2月初旬どり作型)で収穫期となる。